2016/12/03 椿山荘東京 日本料理みゆき

こちらにいってきました!

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お献立はこちら

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▼先付け 蟹味噌豆腐

 お豆腐に、蟹味噌の層があって…美味!!!

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▼前菜

 朧湯葉(おぼろゆば)がほろほろと…美味!

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米茄子鴨炊き、胡麻豆腐

 おいしい~ 胡麻豆腐が揚げてあります

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▼鮑男爵焼

 あわび大好き!

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▼慈姑饅頭(くわいまんじゅう)

 あと1個食べたい…

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▼柚子饂飩

 お食事はうどんにしました

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ほどほどの量です。満足満足…

 

 

11月の椿山荘、お天気もよく、結婚式のラッシュでした。

教会の入口が遠くに見えましたが、フラワーシャワーの後片付けをしている係の方の姿が無限ループのように…

 

結婚式主役のみなさんとても素敵でした!

 

またロビーにはこんなかわいい小さなクリスマスの世界が!

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子宮筋腫 開腹手術でよかったと思ったこと

 

私の子宮筋腫は腹腔鏡手術で摘出されるサイズを超えてましたので

自然と開腹手術となりました。

 

私自身あまりそこに不安も感じず

素直に開腹手術を受けることに納得しました。

 

 

術後、4人部屋でしたが

腹腔鏡手術を受けた方は術後2,3日で退院されていき

一方私は点滴を引きずってアイタタタ…という感じ。

 

 

「早く退院できていいなあ…」と、確かに横目で思いましたが

開腹手術のメリットもありました。

 

① 小さな筋腫まで全部とってもらえた

 

 当初は大きいのが1個、小さいのが数個

 と思ってましたが、実際には小さいものもたくさんとってもらいました。

 

 ▼【閲覧注意、自己責任】

  術後の診察時にみせてもらった摘出した筋腫の写真(一部)

http://f.hatena.ne.jp/rougeandblue/20161221102639

 

 

② 卵巣が腫れてたことがわかった! その卵巣嚢腫一緒に手術してもらえた!

 

 事前の検査では卵巣のことは何もありませんでしたが

 開腹した結果、嚢腫があったのでついでに切除してくれたようです。

 

 「なんで事前にわからなかったの? 不審…」

 みたいなことはあんまり考えませんでした。

 「ラッキー!」としか…

 得な性格なものですから。

 

私にとってはラッキー!で終わった経験でした。

 

摘出された子宮筋腫

 

手術後、立ち会ってくれた母親は

摘出された筋腫をナマで見て、写真に残してくれました。

 

私はあとからその写真を見せてもらいました。

 

色なんかきれいな写真ですが

【閲覧注意】としてリンクだけ載せます。

自己責任で見てください。

 

子宮筋腫で悩んでいたり、そのことばかり考えている人へ

私は手術後の傷も目立たないし、今は「こんなん入ってたんだー」と思うくらいで

手術したことはよかったと思っています。

 

 

いろいろ情報を知りたい! という人向けです。

 

▼私の子宮筋腫の写真

http://f.hatena.ne.jp/rougeandblue/20161221101407

職権とは

 

職権というのは一番下のレベルにいる人の手にあるべきだ。

店に一番近い立場にいる人間が、本部に指示を仰がずとも決断できるようにすべきだ。

それが人々を企業とともに成長させる唯一の方法だ。


  ― レイ・クロック(Ray Kroc)

 

*職権とは…職務を行ううえで与えられている権限。

 

 

つまり、本部は

 

右にいくべきかか左にいくべきか、現場の誰もが理解できるような

本質的な指示を出せるようにあるべき。

私のこの忠告が役に立てば、君は今の状況にふさわしくない一つの時期を早く卒業してしまうことができるだろう。(『ゲーテとの対話』)

もともとシンプルな言葉ではありますが、

それでもなお、言葉自体の意味は重く取らず

本質的なものがどこにあるかを考え、どう取り入れるかだと思うのです。

 

ーーーー

ハーゲンに忠告したゲーテが、そのことについて自身で語った部分。

 

「たしかにそうはいったがね」

 

「われわれ老人のいうことを誰がきくかな。

 誰でも自分自身が一番よく知っていると思い込んでいる。
 それで多くの人が失敗をし、多くの人が長いこと迷わねばならない。

 

 しかし、今はもう迷う時代ではないよ。

 われわれ老人の時代はそれだったんだが、
 それにしても、


 君たちのような若い人たちがまたしても同じ道をたどろうということになると、

 いったいわれわれが求めたり迷ったりしたことのすべては

 何の役に立ったことになるのだろう。

 

 それではぜんぜん進歩がない!

 われわれ老人の過ちは許してもらえる。

 われわれの歩んだ道はまだ拓かれてなかったのだから。

 

 しかし、後から生まれてくる人は、それだけ要求が多いのだから、
 またしても迷ったり探したりすべきではない。

 

 老人の忠告を役立てて、まっしぐらによい道を進んでいくべきだ。

  
 いつかは目標に通じるあゆみを一歩一歩運んでいくのでは足りない。

 その一歩一歩が目標なのだし、

 一歩そのものが価値あるものでなければならないよ。」

 

 「この言葉を忘れないでくれたまえ、
  そして、それが君自身と一致できるかどうか、よく考えてみることだな。」


 「私のこの忠告が役に立てば、

  君は今の状況にふさわしくない一つの時期を

  早く卒業してしまうことができるだろう。」

 

 

岩波文庫ゲーテとの対話(上)』より抜粋

ーーーー

術前検査~手術後のスケジュール確定

 

入院と手術は営業日の少ない(長期休みをとった時に影響の少ない)8月にする
ということで方針が固まりましたので
さっそく、先生のところへ。


毎週火曜日が手術を行う日、と決まっているようで
8月の第1週の火曜日に予定を入れてもらいました。


そこからは逆算でスケジュールが決まっていきました。
こんな感じです


▼▼

7月7日 術前検査

7月中2回 自己血採血

8月4日 入院日

8月5日 手術日

8月13日くらい退院でそのままお盆休みに突入

▲▲

 

術前検査は手術の1か月前。
開腹手術だということは決まっていたので、
念のため自己血を採っておいてもしものときは使用する、となりました。
(めっちゃ念のため、と言われました…)


手術する、と決まる前までは
20分間の通勤電車の中で

子宮筋腫 手術」とか
子宮筋腫 悪性」とか

そんな検索をする日々でしたが、手術日まで決まるとすっきりした気持ちで
あまりそういった検索をしなくなりましたね。

 

むしろ、全身麻酔で手術とは、どんな気持ちになるのか…
腹を切られるわけで、それって相当なことだけども
自分はどうなってしまうのか…?

子宮筋腫による悪い症状が日常生活を侵食していないことをいいことに
そんな未知への体験への不思議なわくわく感が…。


不謹慎なのかもしれないですが、いずれ迎える非日常へ思いをはせておりました。

このころちょうど仕事がきつくてきつくて。
入院すればゆっくり休める…とよく思っていた気がします。

 

さて、7月7日七夕の日、術前検査のために有休を申請しました。
人生初のMRIです!

手術のためのスケジュール調整

そんなこんなで私の子宮筋腫については

手術をする方向性が決まりました。

 

・・・そういえば初回の診断の帰り、医者をしている友人にも連絡したりもしましたが

「うーん、わたしなら(筋腫を)さっさととっちゃうな」

という答え。

 

さすが医者だな~

「さくっととっちゃえばいいよ!」的なその回答を聞き

なんてシンプルなんだ! と感心したのを覚えています。

 

 

と、方向性が決まったので次はスケジュールです。

先生からは「手術の日程の候補を決めてきてね」というオーダーがありましたので

つまりは

会社をいつ休めるか

を検討せねばなりません。

 

 

私はIT企業に勤めており、

その頃は提供するサービスの運用管理を担当しておりました。

 エンジニアとかではなく、WEBコンテンツ掲載前のチェックなど、アウトソーシングされた業務の管理などです。

 

チームで仕事はしているものの

手術となると1か月近く休むことに・・・

(開腹手術前提で医者の友達にどれくらい会社を休むことになるのかは確認済)

 

むー・・・むー・・・

 

 

当時

MGR(課長クラス)Aさん既婚男性 → サブMGR Bさん未婚男性 → 私

という組織体制でした。

 

MGR Aさんとはわりと気さくに話せることもあり

「最近体調が悪い、病院に行ったら大きな筋腫があった」

とまでは実は小出しに伝えておりました。

 

 さて・・・

Aさんにはすでに頭出ししてありますからヨシとして

直接私の仕事と現場を管理している、直属の上司 Bさんをしっかり握っておきたいところ。 

 

彼は数か月前にリーダー(係長)→サブMGR(課長補佐)になったばかり。

口が軽い、悪いところは好きではないですが、性根の曲がった人ではないですし、

部下が相談してきたところで無下に返すタイプではない…

でもちょっと理屈っぽくてめんどくさいタイプです。

 

まあでも正攻法でいこうかと、

 

すんごい困ってます。手術しないといけないのです。

どうしたらよいですか。仕事もあるのに…。

 

ストレートに伝えました。

いつ休みたいとか、どれくらい休みたいとかは

言わずに、反応を見てみました。

 

すると、

おしゃべりな彼は、自分が盲腸の手術した話などを始めました。

 

ええ、もう私の役回りはしっかりと聞き手にまわることです笑

 

そうなんですねー・・・

大変だったんですねー・・・

どれくらいの間つらかったんですかー・・・

えええええ それはやばかったですね!

ええ・・私の筋腫10cmくらいあるみたいなんですよー・・・(少し盛った)

Bさん盲腸より大きいからもう少し長く会社休む必要があるんですかねー・・・

でもBさんの状況よりは私のほうが全然ましですね! ほんと大変でしたね・・・

えーいつなら休めますかねー・・・

そうですねー・・・体のことなので心配です・・・

緊急性があるかというとそんなにないのですが・・・なんだかずっと調子悪いですし・・・

 

なんて話してると、彼は気分よく「いやいつでもいいよ、すぐでもいいよ」と。

 

えっ来月ですか? いいんですか?

すみません、ほんと・・・

ええ。もちろん確認してみますが・・・

ご迷惑おかけして申し訳ありません

 

みたいな感じで

「来月(6月)いいよ」

と即かえってきました。

 

まじですか。ほー。

引き継ぎとか大変そうだけど

まあなんとかなるだろう。

 

「じゃあ、具体的な日程、調整してみます」

 

とトントンと好意的な感じで話がつきました。

 

 

さーてひと段落、具体的に日付を決めよう・・・

ウーンいつにしようかな。

と、思っていた翌日!

 

「休みの件だけどさ

 8月がいいんじゃない? お盆もあるしさ・・・」

 

ナヌ?!

昨日と、言ってることが、違うぞう・・・?

 

「お盆休みがあるからさ、有休もあんまり使わなくて済むし

 業務も都合つけやすいじゃん・・・」

 

どうやらMGR Aさんとこの件を話した結果、

来月でなく営業日の少ない8月のほうがベターとなってしまったようです。

 

 

まあ、8月でもいっか・・・

ということで

8月に手術をしたいという意思を先生に伝えにいくことになりました。

 

そこから先は

トントン拍子です。

 

術前検査やら、自己血輸血の採決日やら

いろいろ決まっていきました。

 

人生初のMRI検査など一大トピックもありますが、おいおい書きたいと思います。