手術のためのスケジュール調整

そんなこんなで私の子宮筋腫については

手術をする方向性が決まりました。

 

・・・そういえば初回の診断の帰り、医者をしている友人にも連絡したりもしましたが

「うーん、わたしなら(筋腫を)さっさととっちゃうな」

という答え。

 

さすが医者だな~

「さくっととっちゃえばいいよ!」的なその回答を聞き

なんてシンプルなんだ! と感心したのを覚えています。

 

 

と、方向性が決まったので次はスケジュールです。

先生からは「手術の日程の候補を決めてきてね」というオーダーがありましたので

つまりは

会社をいつ休めるか

を検討せねばなりません。

 

 

私はIT企業に勤めており、

その頃は提供するサービスの運用管理を担当しておりました。

 エンジニアとかではなく、WEBコンテンツ掲載前のチェックなど、アウトソーシングされた業務の管理などです。

 

チームで仕事はしているものの

手術となると1か月近く休むことに・・・

(開腹手術前提で医者の友達にどれくらい会社を休むことになるのかは確認済)

 

むー・・・むー・・・

 

 

当時

MGR(課長クラス)Aさん既婚男性 → サブMGR Bさん未婚男性 → 私

という組織体制でした。

 

MGR Aさんとはわりと気さくに話せることもあり

「最近体調が悪い、病院に行ったら大きな筋腫があった」

とまでは実は小出しに伝えておりました。

 

 さて・・・

Aさんにはすでに頭出ししてありますからヨシとして

直接私の仕事と現場を管理している、直属の上司 Bさんをしっかり握っておきたいところ。 

 

彼は数か月前にリーダー(係長)→サブMGR(課長補佐)になったばかり。

口が軽い、悪いところは好きではないですが、性根の曲がった人ではないですし、

部下が相談してきたところで無下に返すタイプではない…

でもちょっと理屈っぽくてめんどくさいタイプです。

 

まあでも正攻法でいこうかと、

 

すんごい困ってます。手術しないといけないのです。

どうしたらよいですか。仕事もあるのに…。

 

ストレートに伝えました。

いつ休みたいとか、どれくらい休みたいとかは

言わずに、反応を見てみました。

 

すると、

おしゃべりな彼は、自分が盲腸の手術した話などを始めました。

 

ええ、もう私の役回りはしっかりと聞き手にまわることです笑

 

そうなんですねー・・・

大変だったんですねー・・・

どれくらいの間つらかったんですかー・・・

えええええ それはやばかったですね!

ええ・・私の筋腫10cmくらいあるみたいなんですよー・・・(少し盛った)

Bさん盲腸より大きいからもう少し長く会社休む必要があるんですかねー・・・

でもBさんの状況よりは私のほうが全然ましですね! ほんと大変でしたね・・・

えーいつなら休めますかねー・・・

そうですねー・・・体のことなので心配です・・・

緊急性があるかというとそんなにないのですが・・・なんだかずっと調子悪いですし・・・

 

なんて話してると、彼は気分よく「いやいつでもいいよ、すぐでもいいよ」と。

 

えっ来月ですか? いいんですか?

すみません、ほんと・・・

ええ。もちろん確認してみますが・・・

ご迷惑おかけして申し訳ありません

 

みたいな感じで

「来月(6月)いいよ」

と即かえってきました。

 

まじですか。ほー。

引き継ぎとか大変そうだけど

まあなんとかなるだろう。

 

「じゃあ、具体的な日程、調整してみます」

 

とトントンと好意的な感じで話がつきました。

 

 

さーてひと段落、具体的に日付を決めよう・・・

ウーンいつにしようかな。

と、思っていた翌日!

 

「休みの件だけどさ

 8月がいいんじゃない? お盆もあるしさ・・・」

 

ナヌ?!

昨日と、言ってることが、違うぞう・・・?

 

「お盆休みがあるからさ、有休もあんまり使わなくて済むし

 業務も都合つけやすいじゃん・・・」

 

どうやらMGR Aさんとこの件を話した結果、

来月でなく営業日の少ない8月のほうがベターとなってしまったようです。

 

 

まあ、8月でもいっか・・・

ということで

8月に手術をしたいという意思を先生に伝えにいくことになりました。

 

そこから先は

トントン拍子です。

 

術前検査やら、自己血輸血の採決日やら

いろいろ決まっていきました。

 

人生初のMRI検査など一大トピックもありますが、おいおい書きたいと思います。