おそらく大きな子宮筋腫があるだろうと思い検査を受けた

 

子宮筋腫と一口にいっても、

その症状は生理と同じで症状の軽重もあればそもそも有無もある。

 

私はといえば、症状はあったが軽かったと思う。

たしかに大きかったけれど9cmだし、15cmあるわけじゃない。

生理は重い月もあったけれど、いつもというわけではなかった。

少量の出血が月の半分は続いたけれど、血が出すぎて貧血になったことはなかった。

 

そして実際、筋腫は良性だった。

 

手術後のおなかの傷もきれいだし、今もトラブルなく健康で暮らしている。

今子供を望む人生は送っていないけれど、もし今後子供を望んだときに

この病気や手術が原因がその妨げになることもないだろう。

 

おもしろおかしく脚色するつもりもないし

経験したこと、感じたことをそのままに書こうと思うけれど

それが症状の重い誰かにとっては不快なものになるのかも。

 

そんなことを考えた。

 

で、結論。

 

私は子宮筋腫が見つかったとき、

症状が重いケースのことばかり考えていた。

でも、いろいろ心配したけど実際は症状は重くなくて

あれはなんだったんだろう。。。と思うことすらある。

 

「この程度の私の症状で仕事を休んで手術なんかしてよかったのかしら」

 

「世の中には子宮筋腫が大きくなっても気づかず一生を終える人もいるのに

 私って大げさじゃないかしら」

 

一時はこんな風に思っていたこともある。

手術を終えて、それが過去のことになると

 

あれは病気だったのか?

 

とすら考える。でも一方で

 

いや、大げさなんかじゃない。

 

と思う・・・きっと。

だから、人からみたら「そんな軽い症状で」と思うような子宮筋腫のことの

ブログを書こうと思った。

私みたいなひとが少しはいるんじゃないかと思って・・・

 

**

 

と・・・

さて、ここまできてやっと本題です。

 

テーマの通りですが

「おそらく大きな子宮筋腫があるだろうと思い検査を受け」ました。

 

このころすでに、

・横になると下腹部やや右寄りに固い丸いものがぽっこりとでる

・ぽっこりしたところを押すとおなかの中が圧迫されたようになる

・おなかがすぐいっぱいになる、ですぐへる

・なんだか腰がいたい

・下腹部がシクシク痛いような感じがする

 

重大な不安になる症状はないものの、

細かいものがあれこれあり、煮え切らない感じでした。

でも腰は痛かったですね。

 

このころすでに

職場の上司(男性既婚子供あり)には

調子の悪さを小出しに伝えていました。

そして近々検査に行くので休みたいと言っていました。

 

これはうまくいきましたね。

やっぱり仕事しているとまわりの理解を得ることは大切です。

 

いきなり休まれたりするよりは

上司からしたら少し心当たりがあるほうがいいですもんね。

 

 

そして肝心の病院は

東京警察病院 に決めました。

 

もともと大学の近くにあって、大学時代に1度かかったことがあり

私が地元以外でお世話になった唯一の『大きな病院』でした。

それがたまたま今の住まいの近くに移転していたのです。

 

縁があるようにも感じるし。

しかも移転して数年なので新しくてキレイ。

住まいに近いのがいい。通いやすいし、これから私のかかりつけにしよう。

 

その程度でした。

手術するならどこがいいかとか

どの先生が有名かとか

正直考えてませんでした。

 

子宮筋腫 手術 東京省察病院」で検索して、

都内の病院別の子宮筋腫の治療実績まとめのページなんかは見ましたが。

まあ、そこに載っている一部の病院リストのうちの真ん中くらいの実績数だったので

まあいいかなと。

 

で、初診でいきましたところ・・・

(※東京警察病院の詳しいことは別に書こうと思います)

 

特に指定したいお医者様もいなかったので

その時外来担当の産婦人科の部長さんに診ていただきました。

(私は男性のお医者様でも大丈夫なタイプです)

 

横になって、おなかを触診されて一押し、二押しで

 

「これはあるね~」

 

おなかにジェルを塗ってコロコロで超音波画像を見ると

 

「けっこうおおきいね~」

 

あ、やっぱり・・・。

素人の自分がみてもはっきりと丸く映っていました。

そのあと触診をされて、診断結果として

 

「9センチくらいのとほかにもいくつかあるね

 ちゃんと調べないと確実にはわからないけど

 うーん、痛みとか症状が強くないなら・・・

 でも取ってしまったほうがいいねぇ

 まだまだ大きくなるからねぇ」

 

そう言われました。

 

 

そのとき考えてたのは

 

お医者って絶対手術しなさい、とは案外言わないんだ・・・

 

やっぱ海千山千だもんね、このくらいの筋腫はよくある話なんだ・・・

 

みたいなことでした。

 

そして検査が終わるころには

「もうここで手術でいいや」とぼんやり思っていたので

 

「手術するか考えてみて

 手術するとなったら、次は日程と詳しい検査の日を決めましょう」

と言われて

 

「あれっ今日はもう終わりか!」

ちょっと拍子抜けでした。

 

まあでも、ちゃんと考えた方がいいんですよね。

今となってはそう思います。

 

そのあと、医者の友達にLINEしたり、会社がいつ休めるかを交渉したりし、

詳しい検査でMRIなんかもやりました。

 

 

それらもまた次回以降で詳しく書いていきます・・・